平成生まれの就活革命-自己成長の先に内定がある!

社会に出て活躍できる人材に成長することが、内定への一番の近道と、社長や役員、採用担当者は口揃えて言っています。

企業研究のポイントは?

東洋大3年生女子からの質問です。

企業研究のポイントは、企業と学生の知識や経験の差を理解して行うことが大切です。

学生が企業の専門分野に口を挟んでも、相手はプロであり、日々その業務で思考錯誤しているので、いくら熱弁をふるっても企業としては「この学生、わかってないなぁ・・・」という評価になってしまいます。バイトなどをしていて、その業界のことを少しはわかっているのであれば、その趣旨を伝えるだけでいいと思います。

企業や事業、そして商品の将来性を語っても、なんの説得力もありません。未来のことはだれにもわかりませんし、学生より企業の方が、そのことは重々承知なのです。「成長しそうなので・・・(上から目線)」と、失礼な発言を避けてください。

働く社員や企業の雰囲気などを研究しても、浅はかです。以前にも書きましたが、接触頻度も少ないので、御社の雰囲気が素敵です・・・と言ったところで、1回しか会ったことがないのに、なぜ、そんなことがわかるの?と思われてしまいます。http://s-ku.hatenablog.com/entry/2013/01/13/175441

結論としては、表面上の情報を参考した企業研究は、エントリーシードや企業を選ぶ際には参考になりません。

やるなら、自分の足で動いた企業研究をするべきです。

例えば食品メーカーであれば、取り扱っている商品1つに絞って、マーケット調査をしてみてはどうでしょうか?自分の住んでいる近隣の小売店(スーパーやコンビニ、ドラックなど)に足を運び調査する。調査内容は、あなたの感覚にお任せしますが、私なら、店のどこの棚のどの段に、どれぐらいの量を陳列しているのか?そして、競合他社の同じ品物も同じ調査をしてみると、なにかヒントが見えてくるかもしれません。その企業の社員になったつもりで、企業が普段手の届かない細かな情報を収集すれば、アピールポイントになると思います。

また、知合いのおばちゃん達に、アンケートをとってもいいと思います。消費者アンケート結果、こうゆう理由で支持されていた・・・とか、いろいろ考えれば方法が出てきます。

このような自分の足を使って集めたデータや資料は、企業のハートに響きます。気持ちだけではなく、行動しているところが響くのです。

最後に、企業研究をしても、なにもあまたに思いつかない企業は、行きたくない企業なので、諦めて、頭に思いつく業界や企業を受けることをお勧めします。企業ネームが捨てがたいと思うかも知れませんが、思いつかないということは、ブランドイメージだけで好きになっているだけなので、消費者でいることで十分だと思います。

企業研究は、自分の足で稼ぐものです。

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