平成生まれの就活革命-自己成長の先に内定がある!

社会に出て活躍できる人材に成長することが、内定への一番の近道と、社長や役員、採用担当者は口揃えて言っています。

高学歴や体育会は本当に有利か?

本当に採用の段階で、偏差値の高い大学や体育会が優遇されているのか?

答えは、本当です。すべての企業がそうではないですが・・・。

一番の理由は、先輩社員の活躍によって、大学名や体育会所属が優遇されるのでしょう。

二番目の理由は、社会人としての基礎力が備わっている学生が多いと推測できるからでしょう。高い偏差値の大学出身者は、受験勉強を頑張った実績として揺るがない事実があります。また、体育会出身者も、スポーツから多くを学んでいるだろう・・と、容易に推測できるからです。

三番目の理由はどうでもいいですが、経営陣の好み。

そして、最後は、採用担当者が失敗を恐れて、例年通りに採用活動をする場合や、あまりにも多い応募があり絞りきれないので、大学名や体育会だけである程度まで絞ります。

受験やスポーツからの学びを下記にまとめました。

 

◎受験勉強からの学び

 集中力、計画力、自己管理能力、ストレスコントロール、理解力、読解力、発想力、執着心、目標達成能力など

 

◎スポーツからの学び

 集中力、理解力、発想力、執着心、自己管理能力、闘争心、ストレスコントロール、チームワーク、目標達成能力など

 

しかし、多くの採用担当者や部下を持った経験のある人は、一概に大学名や体育会を優遇して採用した社員が、その企業で活躍と結びつきがあまりないことを実感していると思います。

結局、入社してからの頑張りと、今までの頑張りは成果に直結していないことが多いのです。メリットばかりではなく、デメリットもあります。

それは、プライドがあり、指示待ちタイプが多いということです。(高学歴や体育会に限ったことではありません)

過去の成功にしがみついている場合が多いので、少し失敗すると、自分はこんな筈ではない・・・きっと、仕事があわないのであろう・・・と自分の未熟さを認めず、他責に考えるタイプ

または、優秀なコーチや監督、先生の教えを忠実に実行して実績を上げてきたのはいいが、仕事と場に行くと、教育に関しては素人の先輩が教育を担当する。優秀な指導者が欠如していると、プレイヤーは成績が落ちる。自分の力だと過信していたが、実際は指導者の力が大きかった!と気付けないでいると、成果の出せない社員になり、しかも、日本一のタイトルを取ったのだから、もっと根性があると思っていた・・・と言われることになります。

前職でもこうゆう後輩がいました。

高学歴やタイトルが邪魔をして、身動きが取れず悩むケースが多いのです。

高学歴や体育会は本当に有利か?ということはどうでもいいことです。なぜなら過去は変えることができないからです。そこに執着しても何も変わりません。学校名や体育会でふるいに落とされたとしても(落ちた理由は明確にはわかりませんが)、気にすることはなにもありません。

どうでもいいのです。

それよりも、大切なことは、学生だけではなく、先輩である社会人の自己成長だと私は考えています。

可能性を秘めた学生を見殺しにしているのは、我々社会人です。

可能性を秘めた学生がせっかく入社して希望に満ちているのに、この会社にいても将来明るくないよ!とか、頑張っても給料は安いよ!とか、ネガティブな発言をして、やる気をなくさせ、自分より出世しないように心のブレーキを踏ませる先輩は、多数います。

 

最後は少し脱線しましたが、学生の自己成長だけでなく、社会人の意識改革、成長がなければ、日本経済は発展しないし、企業の成長こそが、就職活動の革命につながると考えます。

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