本棚には本が残るが、活用した情報は?
本屋さんに行くと、つい本を買ってしまう。自分に足りないものや、知りたい情報が載っているとすぐに買ってします。
今日買ってしまった本は「100分 de 名著 般若心経」です。
この本を買った切欠は、TV番組を見たいけど、時間がなく見れないから買いました。内容にとても興味があったからです。
今回買った本(テキスト)のように、興味本位で買った本はたくさんあります。実際に読んだ本もありますが、まだ読む順番を待っている本もいます。1年以上も待っているかもしれません。
これは私の悪い癖ですが、本を購入し自分の本棚に置いただけで、その本を読んだ気持ちになることがあります。地球の歩き方を買ってもその国に行った気分になりませんが・・・若干の矛盾はありますが、購入するだけで、本棚に置くだけで、満足してしまう傾向にあります。
みなさんは、大丈夫でしょうか?
みなさんにお伝えしたいのは、勉強も読書も同じなのですが、本当に自分の為に活かせているのか?ということを自問自答してください。
限られた時間の中で、我々は生活をしています。その中で多種多様な情報を毎日取り入れては、とどめることなく外に逃がしていませんか??
1回できたから、マスターしたつもり、1回読んだから自分の苦手な分野を克服したつもり、1回やったから・・・と色々なことを体験しますが、自分のモノ(武器)になっていないのが殆どです。
セミナーも良い例で、参加したその日はやる気に満ち溢れていますが、翌朝には殆どのことを忘れている。セミナーで朝6時に起きると目標を作ったが、実際は10時に起きてしまった・・・。こうなると何のためにセミナーに参加し勉強したかわからなくなります。
出版業界の方に怒られるかもしれませんが、学ぶ為の本は、自分の好きな本を1冊か2冊決めて、その本だけを繰り返し読んでください。読んでは実践し、読んでは実践の繰り返しで、本に書いてある事を100%マスターする気持ちで読んでみて下さい。
本は本棚に残すのではなく、自分の中に落とし込む!
私も好きな本が2冊あり、それを繰り返し読んでいます。なので、買っても読まない本が増えていくのです。
最後に若者にお勧めなのは、30代が読みそうな本を読んで下さい。私も20歳前後の時に、30代、40代が読みそうな本をあえて読んでいました。年上の文化や考え方に触れると、採用担当者の気持ちが少しは理解できるかもしれませんよ!