就活は最短ではなく最適ルートで内定を!-なぜ、人の為、会社の為に働くといいのか?
就職活動は最短ルート(面接テクニックや模擬回答など)で内定を狙うのではなく、地力がつく最適ルートで内定をとり、社会で活躍できる下地をつくりましょう。
前回の『②バイトは時給や自分の為ではなく、店の売上、お客様の喜びの為にする http://s-ku.hatenablog.com/entry/2013/02/04/161753』に引き続き・・・
③なぜ、人の為、会社の為に働くといいのか?
前回は、時給の為、自分の為に働くのではなく、店の売上に貢献する為に働くことによって、学びに繋がり、そして結果として、自己成長するという話でした。
今回は、では、なぜ人の為、会社の為に働くといいのか?ということを、詳しく説明していきます。
人間の行動を制御しているのは、すべて、脳です。あなたの考え方と言った方が解りやすいかもしれません。自分の考えが、すべての行動と関係しており、判断の連続が人生をつくりあげているのです。
人の為、社会の為に働くということは、常に相手は、どうすれば喜んでくれるのかなぁ?と考えたり、社会に貢献するにはどうすればいいのか?と推測します。その推測の仕方は、相手の立場になって、社会の立場になったつもりで、推測しています。
例えば、向かい合った2人の間に「6」と書いた紙をおきます。6と読める人は、6と認識するでしょう。逆に座っている人には「9」に見えています。自分の立場から見ているだけでは「6」という情報のみですが、相手の立場になって考えてみると「9」という考え方もあるんだなぁということがわかります。
自分の考えだけではなく、相手の立場に立つということは、相手の考え方も、自分のものとして使うことができるようになるということなのです。
事実は1つだけですが、解釈次第で、いくつもの情報を得ることができるようになります。
自分の立場のことしか考えていない人と、周囲の幸せや社会への貢献を考えている人では、得られる情報が極端に違うことがわかるとおもいます。
同じ空間、時間を共有していたとしても、意識が違うと、得られる情報がちがう。
幼児教育でも、この視点を増やす学習を多くやります。それだけ、視点を広く持つことは、人生において武器になり、可能性を広げる役割があるということです。
我々が幼児教育をいまから受けるわけにはいかないので、バイトやクラブなどを通じて、意識的に取り組めば、視点を増やすことはまだまだ可能ですし、生涯、そのような気持ちで生きて欲しいと思います。
お客様の為、店の為、チームの為、社会の為・・・この考え方を持ちながら生活して下さい。
そうすれば、採用担当者の気持ちがわかる日が来るかもしれませんよ・・・。