就活は最短ではなく最適ルートで内定を!-バイトは時給や自分の為ではなく、店の売上、お客様の喜びの為にする
就職活動は最短ルート(面接テクニックや模擬回答など)で内定を狙うのではなく、地力がつく最適ルートで内定をとり、社会で活躍できる下地をつくりましょう。
前回の『①目の前のバイトや勉強を頑張るhttp://s-ku.hatenablog.com/entry/2013/02/01/203533』に引き続きます。
②バイトは時給や自分の為ではなく、店の売上、お客様の喜びの為にする
多くの学生はバイトの目的を「お金を稼ぐ」ことだと思います。私も学生の時は、生活費や遊ぶお金を稼ぐ為にバイトをしていました。自分で働いたお金で、服を買ったり、旅行に行ったり、車のローンに充てたり、ご飯を食べに行ったり・・・と用途は色々でした。
そして、お金を稼ぐこと以外の目的をもって、実はバイトをしていました。
その目的は「バイト先の店がどうやったら儲かるのか?」ということを真剣に考えていました。
お世話になっているお店の売上を上げ、利益に貢献することがバイトのもうひとつの目的になっていました。
お酒の配達の仕事をしていたので、一人で配達にいく時などは、自分のペースで仕事ができたので、幾らでもサボることはできましたが、私は違いました。どうやったら、早く正確に配達ができるのか?をいつも考えて、配達する順番や道路の渋滞の癖や信号のタイミング、車を止める位置など頭に叩き込んで、配達の仕事をしていました。
サボらない根底にあったのは、お給料を頂いている事に感謝をしていたので、その恩返しがしたかったことが大きかったと思います。
そして、時給ではなく店を儲けさせるという視点でバイトをしていると、色々と勉強になりました。店の改善点や配達の改善点を常に考え、それを実行していたので、時給目当ての他のバイトよりも、視野が広くなり、仮説検証力が身に付きました。そして自信も。
【時給+貢献=店の発展】⇒ 学び ⇒ 成長
現状の生活の中からでも意識を少し変えて、行動すれば、特別に新しいことに取り組む必要もなく、成長することができます。
ポイントは、時給(自分)の為に働くのではなく、バイト先の発展の為に働くことです。そうすることで、大きな学びを得ることができ、そして、自信にも繋がります。
学びや自信は、あなたのオーラとなり、企業が求める人材=就職後に活躍してくれる人材に近づくことができるのです。
■ゴールデンルール
働けるチャンスをもらったら、その恩返しをすること。与えるからもらえます。仕事での成果が、採用してくれた人への恩返しとなり、そして、貴方へは給料という形で返ってきます。
バイトのあがりまで、あと30分。
どう思いますか?
A:あと、30分で帰れる!
B:あと30分で何ができるかなぁ?
バイトに前向きなのは明らかにBの方です。
企業が求める人材は、説明するまでもなく、Bの考え方です。
普段から意識して、Bのような考え方を身に付けておけば、就職活動も怖くありません。