平成生まれの就活革命-自己成長の先に内定がある!

社会に出て活躍できる人材に成長することが、内定への一番の近道と、社長や役員、採用担当者は口揃えて言っています。

企業が求めない人材・・・我慢ができない人

前回に引き続き、企業が求めない人材の特徴をご紹介します。

求めない特徴を理解すると、自然と求められる人材になります。

http://s-ku.hatenablog.com/entry/2013/01/15/102236

http://s-ku.hatenablog.com/entry/2013/01/15/124155

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 今回は③我慢ができない人です。

最近の若者は「我慢ができない・・・」と、言われたこと、耳にしたことがあると思います。私個人としては、時代に関係なく「我慢ができない人」は存在したと思います。が、その数が、圧倒的に増えているのは、いつも若者と接する中で、少なからず感じているところです。

では、なぜ、我慢ができない人が増えてしまったのか??

我慢する目的を見失っている人、理解していない人が多くなったからだと考えています。

我慢するということは、何らかの成果物を得る為に必要な行為であり、その成果物と我慢はセットであると認識しています。が、インターネットの普及やファーストフード、コンビニなどが生活の一部に組み込まれて育ってきた世代にとっては「早く成果物が手に入るもの」だという認識が、深層心理にあるように感じています。

世の中が時間短縮することを追求したのは文明の発展としては素晴らしいことだと思いますが、人間の成長がその速度に追いついていないことも理解する必要があると思います。

すぐに手に入るものと、そうでないものを、混同してしまうと、成果物を手に入れる為に我慢することをしなくなってしまうのでしょう。

人間の成長は、今も昔も、コツコツ毎日の積み重ねであること!このことを理解すれば、すぐに手に入らない成果物に対して、前向きに向き合えって辛抱強く我慢できるでしょう。

他方では、欲しいものが無い!ことが理由で、我慢する必要がない場合もあるでしょう。モノもあふれているので、なんでも手に入るので、我慢する必要がないと考えてしまう時代にもなっています。

手に入らないものを手に入れる努力と、そのものを手に入れた時の喜びを天秤にかけ、苦労するぐらないなら、いらない・・・と結論付ける若者も多いようです。

いずれの理由も、自分中心の理由であり、人の為であるとか、社会の為という考えが抜けています。人間の住む世界は、人と人の繋がりで成り立っており、そして自然とも繋がって生活をしています。自分本位の考え方をするのではなく、相手のことを思い、社会のことを思い、そして自然のことを思うと、いろいろな困難に立ち向かうことができます。

これから就職活動を経て、社会に飛び出していく学生のみなさんには、お世話になる企業に内定を頂いた恩返しのつもりで、全力で貢献して欲しいと考えています。

就職すればお給料は会社から頂きます。完全フルコミ制以外の仕事では、あなたの活躍に関係なく月給が支払われます。フルコミでなくても、給料は自分で稼ぐものです。振り込まれることを当たり前だと勘違いしていけません。企業にどれだけ貢献しているのか?を自分の中で深く認識しなければなりません。個人の意見や主張も会社を成長させるために必要なことですが、それよりも、企業の経営方針の方がはるかに決定権があるのです。明日から北海道に行ってくれ!と言われたとしても「はい、わかりました」と二つ返事で従うのが、働くということです。

実際は、労働組合などもあり、企業も無茶な指示は出しませんが、そのことに甘えて、勘違いしてはいけません。

基本は「右向け右」であるということが、働くということです。

 

他人のニーズ、企業のニーズに応える事と、自分の願望を叶えることは全く別物です。

あなたの頑張りで会社が変わり、日本がかわるのです。

 

入社3年以内に退職する人が3割だと言われています。自分本位の考え方を見直せば、我慢できることがたくさんあると思います。退職する人は、企業への貢献という気持ちは持っていないでしょう。

また、離婚の多さも同じ問題だと思います。自分本位の考え方で、相手が自分にあわせればいい・・・とお互いが思っていれば、離婚するでしょう。・・・してあげてるのに!と思えば思うほど、自分を信頼してくれない相手への不満や不信感で膨れ上がり、離婚へ発展するのだと思います。

 

就職も結婚も、仕事も子育ても、自分の事ではなく、相手のことを1番に考えることで、いやなことでも我慢でき、欲しい成果物が手に入るでしょう。

このような考え方の若者が一人でも多く存在してくれることを心より願っています。

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