選択のパラドックス
http://www.ted.com/talks/lang/ja/barry_schwartz_on_the_paradox_of_choice.html
心理学者バリー・シュワルツが語る「選択のパラドックス」
就活生は見て勉強した方が良いので、紹介します。
選択が多さと満足度が一致すると限らない。
そこそこの選択の方が幸せだと感じる人の方が多い。
大学4年生対象の調査では・・・
より多くの仕事から選べる学生のほうがそうでない学生より就職に対する満足度は低い。更に「最高の」仕事を求めている学生は「ほどほどの」仕事を求めている学生より・・・事実、よりよい条件のところに就職できているにも関わらず・・・満足度は低い。
最大化人間と満足化人間
シュワルツとウォードらは、何でも最高を追及する性向のある「最大化人間」と、サイモンから着想を得た、「ほどほど」で満足する「満足化人間」がいるとして、その判定法を考案している。最大化人間は、選択肢が増えるとそれをつぶさに検討して、より良いかどうかを確かめないと気がすまないが、満足度人間はいったんそこそこの選択肢を見つければ、選択肢が増えても気にしないのである。したがって、最大化人間は、選択の結果に充実度が低く、後悔しがちであり、総じて幸福度が低いことが指摘されている。
就職活動中、意中の企業へいけなかったり、ターゲット企業を途中で変更したり、思い通りにすすまないことが沢山あると思います。過ぎてしまったことは過去であり、過去を悔やむ力があるなら、未来を切り開く力に変えて下さい。
選択のパラドックスを理解できれば、逆に選択が少ない方が後々の満足度が高くなると思って、目の前の企業へ、飛び込んでみてください。