平成生まれの就活革命-自己成長の先に内定がある!

社会に出て活躍できる人材に成長することが、内定への一番の近道と、社長や役員、採用担当者は口揃えて言っています。

13 なぜ就活をするのか? 女子学生からの質問

なぜ就職活動をするのか?

とても興味深い質問です。私も同じことを考えたことがあるからです。

私達は、決められた大きなスケジュールの中で生活をしています。1月1日はお正月です。誕生日も自動的にやってきます。なぜ今日が正月なのか?と疑問に思った人は少ないでしょう。

大学を出てから働く!もしくは大学院を出てから働く!

準備が整っていないのに、3年生の12月1日がやってくると、一斉に世の中が就職活動に入ります。

私が疑問を感じるのは、準備が整っていないのに、タイムスケジュール通りに就職活動をしないと駄目だ!という雰囲気が流れることです。

社会に出て活躍する能力や経験、そして考え方を準備していない学生にとっては、就職活動は試練の連続でしょう。

『なぜ、働くのか?』という疑問に、真剣に向き合っていないからです。就職活動をする理由は、働く企業を決めることです。なぜ、働く企業を決める(就職する)必要があるのか?と考えると、『なぜ、働くのか?』という疑問にぶち当たります。

社会人に働く理由を調査すると、ほとんどの社会人は「生活の為」「家族の為」と答えるでしょう。次が「自己成長」です。20代の若者は生活の為というよりも自己成長と考えて仕事をしている人が他の年代よりも多いようです。初めは自己成長をモチベーションに働いていて、家族を持ち、現実的になると生活の為、家族の為になるのは自然な流れだと思います。

前述から「何故、就活をするのか?」の答えとしては、自己成長の為と捉えている若者が多いことがわかります。私の場合も、独立を見据えての修行の場(5年)として、就職しました。それに、今まで育ててくれた両親や恩師への恩返しをしたいという気持ちもありました。一人前の社会人になることが恩返しだと考えて、一生懸命働いたことを覚えています。

就職しなくても、自己成長の道はあります。でも、自分の成長のこと以外に、お世話になった人への恩返しを考えると、就職することも必要かもしれません。そして、大きな流れにのって就職活動をすることも受け入れます。

 

自分のことだけでなく「恩返し」の気持ちを持っていれば、就職活動をして、就職し、働く理由がわかってくると思います。

疑問に思った時は、自分の内側と対話することも大切ですが、答えは自分の外側にあることの方が多いですよ。

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